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個人の相談業務を中心としたファイナンシャルプランナーとして活動中
2001年7月独立。





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2006年03月14日

負けを認める覚悟

FPで独立!稼げるFPになるための思考のヒント  第12号より抜粋
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【経験から学んだこと】

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 私が自分で弁当屋を始めたときは27歳の時でした。

 マーケティングや経営については自分なりに勉強していたので、うまくいく
 と信じて疑っていませんでした。


 開業した時は、私が代表、当時つきあっていた彼女と信頼のおける大学時
 代の友人が従業員という形になって、3人で会社を始めました。彼女は栄
 養士の資格もあり、将来は結婚するつもりでした。大学時代の友人もとて
 も仲のいい友人で、きっとうまくやっていけると思っていました。


 転機は半年目に訪れました。はじめのうちは、「大変でもがんばろう!」
 と意気込んでいたメンバーも、なかなか楽にならない経営に不満を持ち出
 しました。

 まずは友人の仕事ぶりが変わってきました。もらっている給料以上の仕事
 をさせられている、という思いがたまっていったのでしょう。手を抜いて
 いるとしか思えないような、仕事をするようになりました。


 私としては、「売り上げをあげるために努力もしているし、今はまだそれ
 だけしか払えないんだから、仕方ないじゃないか」という思いがありまし
 た。さらに「これだけ給料を払っているんだから、もっと働いてもらえな
 いと困る」という思いもあり、だんだんと信頼関係が揺らいでいきました。
 そして彼の仕事ぶりが経営にも悪影響を及ぼすようになり、最終的には、
 辞めてもらうような形になってしまいました。


 その後は、パートやアルバイトはいるものの、実質的なメンバーは彼女と
 自分だけになってしまいました。仕事は朝6時から夜11時まで。お互い
 顔を合わせながらも、余裕もなく、2人の関係はだんだんギクシャクして
 いきました。そして、開業から1年経った頃、その彼女も私の元から離れ
 ていきました。


 当時は、自分の元を離れていった2人の気持ちが分かりませんでした。
 「なんで自分はこんなにがんばっているのに、分かってくれないんだ!」
 という思いが強く、ひどく裏切られたような気持ちになっていました。


 その後約3年、1人でお弁当屋を続けました。


「ほらうまくいったじゃないか」というところを2人に見返したいという思
 いもあって、必死で仕事をしました。
 その甲斐があってか、一時期、順調にいっていた時期もありました。


 気持ちに余裕ができてくると初めて、

 「自分の器量が足りなかったんだなぁ」と反省できるようになります。

 たしかに、自分が彼らと同じ立場だったら、同じことをしたかもしれない
 なぁ、と。

 人は窮地に追い込まれると、どういう行動に出るかわからない。この出来
 事から得た私の教訓です。

 しかし、結局うまくいっていたのは一時期だけで、前にも書いたように、
 最終的には人件費を払うために注文を取ってくるような事態に陥り、開業
 して4年でお弁当屋を辞めることにしました。

 しかし、一緒に始めた二人が去っていったので、とにかく事業を成功させ
 て見返してやりたい、という気持ちは強く持っていました。

 それだけに、やめる決心をするまでには大変でした。「ほら、やっぱりう
 まくいかなかったじゃないか」と思われるのは悔しいわけです。しかし、
 ダメなものはダメなわけで、1回負けを認めて、新しい仕事でがんばろう、
 と思い直しました。


 事業として駄目なときは、切り捨てる覚悟と勇気も必要です。実際、この
 FPの仕事を始める時も、「3年やって駄目だったら、辞めよう」という
 覚悟で始めました。

 

 最近はFPの業界でも、これから独立するFPをバックアップをする会社が出
 てきています。

 「独立しましょう! あなたの経営が成功する為に強力にサポートします!」、

 「大事なのは熱意と情熱です!」

 など、どんどん独立を推奨するような言葉を投げかけます。

 また、独立を考えている人の傾向としては、現状の自分の置かれている立場
 に不満があったり、自分の能力にそれなりに自身を持っている人が多いよう
 に見受けられます。


 外の世界に現在の状況を打開する世界が広がるのであれば、その扉を開いて
 みたくなる気持ちになるのもよくわかります。

 何故なら、私もその傾向が強い人間でしたから。(笑)


 しかし独立した瞬間に、これから自分が下していく全ての責任は自分にある
 と考えられない人であれば、まだよく考えることが必要かもしれません。

 あくまでも独立スクールは「業」である。ということを理解して自分の活用
 にあてるようにしなければ、独立スクールに行って独立開業したけれど肝心
 なお客が相談しにこなくて、慌ててしまうことになりかねません。

 
 私のところへも、時々「FPで独立したいんですが」、「独立スクールで勉強
 してきたのですが、思ったほど上手くいきません。」
 
 という相談が寄せられることがあります。しかし、話をお聞きする人によって
 は現在会社員の方であったら辞めない方がいいですよ、とアドバイスすること
 も多いのです。

 負けを認める覚悟、独立してやっていくにはこういう考え方も場合によっては
 必要だと思います。


 
 

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■ あとがき 
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 最後までお読みになっていただきありがとうございます。


 ちょっと本論の続きになりますが、

 以前に私が書いた別のメルマガで「情報にはベクトルがある」ということを
 書いたことがありますが、何故そういう独立スクールが自分達(自前)で直
 接の相談業務を展開をせず、FC型教育に力を入れているのか。

 自分なりに考えてみることも大切ではないでしょうか。

 読んでいない方はコチラ ↓   ↓

 http://www.osaifu.net/back_mag/archives/2005/12/post_10.htm

 
 

投稿者 宮本久史 : 2006年03月14日 17:16

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